よそじの料理帖 セミヴィーガン実践中

首尾一貫していない食事のメモ(動物性食品と乳製品控えめ)

ブロッコリーのパスタ・大豆ミートの味噌ラーメン・玄米のタブレなど

夫は肉好きで減塩の必要があり、私は動物性抜き・最近はにんにくや玉ネギも取らないようにしているので、いっしょに食べられる献立がほとんどかぶらない。

夫も私も好きで食べる数少ない常備菜が、ブロッコリーの塩ゆで。小房にわけて塩ゆでしただけのものだけど、副菜にもおやつにもなる。でも、まだブロッコリー高いですよねぇ。

めったに余らせることはなく食べきるんだけど、2,3日たってもたまに残っていることがあり、そういうときにはパスタソースにしたりする。くたくたに崩れたブロッコリーがパスタにからんで、おいしいですよ。ちょっとつぶつぶした食感で、ジェノベーゼみたいでもあるし、たらこパスタみたいでもあり。

にんにく抜きバージョンで。

ブロッコリーのパスタ

ブロッコリーのパスタ

1.パスタを茹ではじめる。

2.ブロッコリーは茹でたものをフライパンにあけ、パスタのゆで汁をくわえながら細かくつぶす。しっかり茹でると簡単に細かくなります。

3.パスタが茹であがったら、オリーブオイル少量とともに2の鍋に入れて、軽く揺すりながら乳化させてできあがり。

本来は粉チーズをかけて食べるものだった気がする……。砕いたナッツをかけたり、隠し味にクミンを二振りほど入れてもおいしいです。ブロッコリーがくたくたになるのに意外と時間がかかるので、パスタの茹で時間が短いときは先にソースを作っておくほうがいいかもしれない。

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また別の日の昼食。

インスタントの味噌ラーメンにほうれん草、大豆ミートで作ったそぼろを載せて。

味噌ラーメン

この味噌ラーメンおいしかったんだけど、がっつりにんにくが効いてました。まあいいか。マルちゃん正麺でした。

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にんにく玉ネギ抜きだと、サラダなんかも味気なくなりそうと思っていたけど、慣れれば慣れるもんです。

サラダ

きゅうりとトマトのサラダ。小さめの角切りにして、砂糖とオレガノを少し入れてます。味つけはレモン汁とオリーブオイルと塩。できて半日くらいが一番おいしく、二日後はちょっと水っぽい。

サラダ代わりにしたり、納豆に混ぜて食べたりしてる。こんな感じで。

この日は魚あり、塩サバかな。玄米だったので味の濃いおかずが食べたくなって。味噌汁の具は水戻しした切り干し大根。

玄米、たまに食べたいブームが来るんだけど、途中で飽きてしまい、しかも夫は食べないので余っちゃう。今も2kg入りのがけっこう残ってる、どうしたものか。

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最近の朝食の定番は味噌豆乳スープ

液体みそと豆乳だけで作ることもあれば、残りものを入れて味噌汁にすることも。

冬は鍋の具材が中途半端に余ることが多いので、スープにして食べきることが多かった。上のはたぶん、謎野菜だったけど「鍋にどうぞ」って書いてあったので買ってしまったカリーノケール、にんじん、マイタケかな。

塩とオリーブオイルをくわえて蒸し煮にしてから、水と豆乳をあわせてスープ椀一杯分入れて沸騰させ、白みそと好みのハーブやスパイスで味つけ。豆乳はけっこうコクがあるので、出汁を入れなくてもおいしい。チーズっぽいコクが欲しいのでニュートリショナルイーストを小さじ半分ほど入れてます。

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あまった玄米消費用に、玄米のタブレ。

トマトやきゅうりを角切りにして(今回はみっつ前のサラダの残りを使用)、玄米ごはん・スイートコーン・パセリと混ぜたもの。味つけは塩とワインビネガー、オリーブオイル。砕いたクルミをアクセントにくわえて。冷蔵庫で一日なじませるとおいしいとあったので、そうしてみた。

(容器はセリアの「家事を減らす保存容器」というやつ。電子レンジ可で、冷蔵庫からそのまま食卓に出せて、食洗器で洗えて便利)

伝統的なレシピはこういうもの:

cookieandkate.com

茹でたクスクス(本来はブルグル)とパセリをたっぷり入れ、レモンと塩とオリーブオイルで味つけした中東風のサラダ(タブーリ)。でもいろんなバリエーションがあって、穀物の入ったチョップドサラダくらいの意味で使われていることも多いようだ。フランスの家庭料理としても知られている。

肉料理の付け合わせとして出すならレモンをしっかり効かせたほうがおいしそうだけど、私はこれ一皿で食べたいので、レモンは使わず味つけはマイルドにしている。

食べているときはおいしかったけど、写真でみるとみじん切りのサイズをもっと揃えればよかった。じつはクスクス入りのタブレを食べたことがないので、次回はそっちを作ってみようと思います。奥のアボカドはその「本物のタブレ」用。アボカドも最近高いですよね? なぜか特売で99円だったので、欲張って三つも買ってきちゃった。

アボカド、ヴィーガン食の定番だけど、栽培するのに環境負荷が高いらしいし、メキシコマフィアの収入源になっているとかいう記事も読んだので、最近はちょっと買うのをためらってしまう。

今回の記事のなかで作りやすくておすすめのレシピは「ブロッコリーのパスタ」かなぁ。

偏食は健康にいいのかもしれない・ヴィーガンスクランブルエッグ

新年そうそうなんかまじめな話。

なんでもよく食べることは健康の第一の秘訣のように言われているが、はたしてそうなのだろうかと最近考える。

子どものころはたしかにそうで、偏食せず食べる子どもは健康な子が多かった(ような気がする)。一方で発達障害のある子なんかは食べられるものが限られる(ことが多い)ので、本人も親も苦労するという話をよく聞いた。だからか、「偏食=不健康である」みたいな図式がついちゃったのかもしれない。

しかし大人になってみると、はてそうだろうかとたまに思うんである。

以前は仕事がら、病気の人と接することがわりと多かった。そこでいろんな人の生活歴を聞くに、男性はたしかに偏食ぎみだったり食生活の乱れが大きいことがよくあった。酒飲んでタバコ吸って糖質多めの外食ばっかりとかね。それは、まあ、病気の理由として納得できる。

でも、女性はあんまりそうでもないんだよな。なんというか、女性は偏食せずなんでも食べるという人のほうがむしろ重大な病気になるきらいがあるように感じた。若い女性でガンになった人なんか、むしろ健康に気をつけた食事をしていた人のほうが多いくらいである。わりとみんな、食べることが好きで「なんでもよく食べます、好き嫌いはありません」みたいなタイプ。もちろん、すでに病気の人に聴いているのだから不完全な統計である。一方で、偏食の多い老女に妙に健康な人が多い気がするのだが、これもやっぱり、なんらかのバイアスがあるのかもしれない。

でも世間でも最近は、赤身肉や乳製品の食べ過ぎはガンになりやすいだとか、穀物に含まれるグルテンや野菜のレクチンが健康に悪いだとか、そういう特定の食品が特定の人にとってあまり身体によろしくないと言うようになりましたよね。ヴィーガンと糖質制限のように、真逆の食事療法もたくさんある。だれかにとって良い食事が、だれかにとってはそうではないということでしょう。当たり前だけど。

あとは、(ちょっと話題が飛躍するが)われわれは親の代より早く不健康になっている気がする。親とおなじタイプの病気にかかる人は、親世代より十年二十年早くその病気になっている。ALS、ガン、認知症。みんななんでもよく食べて、栄養状態も、健康知識もずっと良くなっているはずなのに。

で……、このごく身近な体験談から私がみちびいた強引な仮説は、「偏食はかならずしも健康に悪いわけではなく、なんでも食べることはむしろ健康に悪いのではないか」だ。

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この仮説を、読んだ人に納得してもらうまで検証するのはめんどうくさいしやめておくが(このブログは完全に自分のためだけに書いているので)、とにかく食べるものの範囲をせばめていくことはかならずしも不健康ではなく、むしろ健康長寿を伸ばすうえでよい方法だと最近、思っているのである。肉を食べないヴィーガンも糖質をとらないケトン食も「偏食」に変わりはないが、だれかにとっては健康増進に大いに効果があり、合わない人にとっては健康を害する食事療法なのだ。それが、この二年ほどでの私の食経験の結論ともいえる。

私自身はといえば、アラフォーにいたるまで好き嫌いせずなんでも食べる人生だった。片頭痛をきっかけに赤ワインとチーズをやめ、動物性食品をやめて、全体として健康増進に多少の効果があったと思う。とくに大きな病気をしていないので体験談でしかないが、片頭痛が出なくなったし胃薬を飲むこともなくなったので。

だからたぶん、私には合わない食品があって、それが赤ワインとチーズと肉なんだろうと思うし、最近では一部の野菜もそうかもしれないと思っている。

こう考えるにいたった話もかなり長くなるのでわざわざ書かないけど、雑なことを言うと「どんな食品にも毒になる要素はあり、合わない人はけっこういる」。体調不良を感じたりなにかよい変化を起こしたいときに、人はおおむねなにかを付け足す(=健康にいいものを食べる)方向にいこうとするが、あんがい、「自分に合わない食品を食べない」ことのほうが効果があったりするんではないか。

そういうことを考えた年始でした。そういうわけで、今年はさらに五葷(にんにくやニラ、玉ネギなどですね)抜きに挑戦してみようかと考えているところ。一週間ほどやってみたところ、酒量が減ったのでわりといい傾向ではと思ってます。

ヴィーガンスクランブルエッグ

木綿豆腐は水切りするか、キッチンペーパーにくるんで2~3分加熱しておきます。フライパンにサラダオイル・水切りした豆腐・白みそ(豆腐0.5丁に対し小さじ1くらい)・ターメリックとスモークパプリカをそれぞれ適量入れて2~3分、ムラがなくなるまでよく加熱してできあがり。味つけはふだんのお好みで。

ヒマラヤンブラックソルトを入れると硫黄の風味がついてより卵っぽくなります。私はピンクソルトのほうが好きなので、代替としてスモークパプリカでちょっと燻製っぽい香りをつけています。

今回はソイチーズ(シュレッドタイプ)を入れました。ピーナツバターなんかもコクが出ておいしいです。

卵と乳製品不使用のテーブルロールにはさんで。

ひさびさのレシピはヴィーガンチーズバーガー

とくに誰も読んでおらず、自分の備忘録としてつけている料理ノートだが、記録をはじめて一年半ほど経ったようだ。ゆるいヴィーガン食からはじめて途中、糖質制限に寄り道をしたりしつつ、現在も肉と乳製品控えめの生活は続いている。今はプラントベースと動物性食品ありの食事が半々くらいかなあ。乳製品とパンやパスタを週に一回くらい、魚と鶏肉、卵を週に2~3回、牛豚肉は月に一回くらいの頻度で食べている。

体調の変化はというと比較的健康で、5kg痩せたが、これはヴィーガン食よりも去年の夏~秋ごろに集中的に糖質制限ダイエットをしたことによる。ヴィーガン食、おいしく食べるには糖質と脂質がわりと多めなので、たまに動物性食品とって糖質制限したほうが自分の体形には合っているようだ。

プラントベースの食事もだいぶん慣れてきて、好物のほとんどを動物性食品抜きで作れるようになったし、なんなら肉ぬきのほうが食材管理が楽なくらいだ。ただ家族がいるし、菜食は個人的にはやや糖質脂質多めで太りやすい気がするし、入院とか災害による避難とかのことを考えると完全なヴィーガンは日本では暮らしづらそうだしで、今の形態に落ちついている。

そんな感じの2023年です。

ヴィーガンチーズバーガー

米粉入りのパンに大豆ミートで作ったパテと豆乳チーズをはさんだヴィーガンバーガー。付け合わせはにんじんとれんこんとナッツのきんぴら、ゆでブロッコリー。

パテはミンチタイプの大豆ミートを規定どおりに戻し、湯か水でふやかしたオートミール+すりおろした玉ネギとにんにく、白味噌で味つけしてもち粉(だんご粉)をくわえて成形し、弱めの中火で焼きます。

片面を焼いたら上にスライスタイプの豆乳チーズをのせ、チーズがとろけたらバンズにのせ、ケチャップとマスタードをのせてはさんで完成。

TIPS:

・大豆ミート、食感はほぼ肉なんだけど味がじゃっかん大豆みが強いので、オートミールとかひよこ豆、サラダ用のミックスビーンズなんかをペースト状にしてくわえるといいかも。大豆系のヴィーガンレシピではよく白みそが使われているが、これでけっこう大豆の味がごまかせるので、ふつうの味噌で代用せずぜひ。

・パテはやや柔らかく、マクドナルドよりはモスバーガーみたいな感じ。肉の風味で勝負とはいかないので、レタスやトマトを挟んだり、トマトソースを入れたり、トッピング多めにしてモスバーガー寄りの風味にすると満足感が高い。

・豆乳チーズはふつうのスライスチーズより溶けるのに時間がかかる印象があるので、パテの片面を焼いたらすぐに載せるのがコツ。味はややナッツみが強いものの、温かいあいだはけっこうふつうにチーズっぽさを感じます。

 

できたてはおいしいし、本家ほど胃もたれせず、気楽に食べられるのがいいです。

 

 

ケトン食ダイエット→ファスティングふり返り

ヴィーガン食では痩せない。残念な現実である。

海外在住からうっすらとヴィーガン食をはじめ、ここ一年ほどはわりとプラントベースの食事を意識し、かつ運動習慣も取り入れて生活してきたが、これがまー痩せない。ヴィーガン食ってヘルシーに見られがちだが、肉ぬきで満足感ある食事にすると意外と脂質と糖質が多くなる。豆腐で肉や魚とおなじ量のタンパク質を取ろうとするときの献立を考えるとわかりやすい。

中年にさしかかろうというのに標準体重では先が思いやられる、せめてもう数年のあいだは美容体重を維持したい。

というわけで、糖質制限をやってみることにした。ちょうどこの頃(2023年夏~秋)はKindle Unlimitedに入っていたので、糖質制限やケトン食ダイエット関係の本を数冊読んでから。

最初の二週間はかなりハードな糖質制限(糖質一食10g以内)、MCTオイル100g摂取。

具体的な献立はこんな感じ:

朝:ココナッツオイルとMCTオイル、豆乳入りコーヒー

間食:高野豆腐煮、ゆで卵 

昼:アジのガーリックオイルあえ、パワーサラダ (ブロッコリースプラウト、小松菜、サクラエビ、ナッツなど)ドレッシングはMCTオイル使用

夜:豆腐と納豆、アジのガーリックオイルあえ、ゆで卵とゆでささみ、カマンベールチーズ、アーモンド少し、ワイン2杯

肉やオイルはほぼ無制限に食べられるし、好物のナッツやチーズ、ワインなどはOKだったので気分的には楽だったのだが、低血糖で頭がはたらかないし、近所を出歩くだけでふらふらになり危機感を抱く。夜は動悸がして、ベッドに入ってもあくびばかり出て眠れない。これはもう明らかに低血糖だろう。胃は満腹だけど、脳に栄養が行ってないから、脳が寝ないように指令を出してるんではないか? 覚醒状態を維持して糖分を持ってこい的な。

このまま朝冷たくなって発見されるみたいな結末になると、発見者の夫がかわいそうである。あきらめて起きだして、おにぎりと味噌汁で糖分補給したりした。

結局、適宜糖分補給しながら続けてみたが、三週間目で「これは体質に合ってないな」と結論づけざるを得なかった。好物が食べられて体重は1kgほど減ったけど、効果に対してデメリットが大きすぎる。

で、糖質制限は断念したものの、そのままヴィーガン食に戻っても体重は減らないだろうということで、断食(ファスティング)に挑戦してみた。

こちらも書籍を数冊読んでから、三日間の軽めのファスティング計画を立てる。準備期間と復食期をいれて五日間。

Day1(準備期)軽めの和食、夕食にドリンク1
Day2(断食1)ドリンク(味噌汁か甘酒ドリンク)のみ3食
Day3(断食2)ドリンク(味噌汁か甘酒ドリンク)のみ3食
Day4(快復期)ドリンク(味噌汁か甘酒ドリンク)のみ2食+17時ごろ「すっきり大根」を食べる/あるいは朝フルーツや生野菜、豆腐、納豆/昼はおかゆ/夜に酵素ドリンク どちらでも可。

いずれも体調不良を感じたら中断

ここで甘酒ドリンクとか酵素ドリンクとか書いてあるのは、甘酒とアーモンドミルクとプロテインを混ぜたもの。このほか、液体はOKというゆるいルールにしていたので、味噌汁や青汁なども飲んだりした。適度に糖分を摂っているので空腹感はほとんどないし、ヴィーガンや糖質制限とちがって食べるもののことをまったく考えなくていいのが楽だった。

これが自分には合っていたみたいで、体重が減ったのはもちろん体調もかなり復活した。その後はすぐにヴィーガン食には戻さず、糖質ひかえめを心がけ、鶏むね肉や卵、ブロッコリー、サラダを食事の中心にしたところ、最終的に4か月で5kgほど減った。

ふり返ると2022年は、ヴィーガン食と極端な糖質制限と断食という、まったく違う食習慣を試した一年になった。体調という点ではヴィーガン食のほうが調子がいいんだけど、体重管理しやすいのは低糖質というのが実感。断食はずっと続けられるものではないけど、食生活をリセットするのになかなかよかった。ケトン食ダイエットみたいな極端な糖質制限は体質によって向き不向きが大きいだろうが(私には合ってなかった)、糖質を多少控えめにして悪いことはない。断食も、疾患のない健康な中年ならほぼ誰にでも勧められそう。

これを書いているのは2023年の年始で、今はまた動物性食品を控えはじめた。このまま体重を維持できるといいな~と思うが、リバウンドしたらまた断食+低糖質に戻すかも。

最近のおいしかったレシピ

「なすのトマト煮」

mayukitchen.com

なすの大量消費メニューを探してたときに見つけたもの。シンプルな味でおいしい! オレガノが味のポイントかな。タンパク質補給にツナを入れて、ほかの野菜料理にそえて食べるようにしている。

サブジ風ブロッコリー

www.nichireifoods.co.jp

地域によっては値上がりしたらしいブロッコリーだが、うちのあたりは産地が近いのか、そこまで値上がり感はなく安く手に入る。ふつうは塩ゆでにするだけで食べるんだけど、余らせたときにはパスタソースにしたり、このサブジ風(にんにくとクミン味)のくたっとした炒め物にしたりする。

鶏そぼろと卵そぼろのトルティーヤリメイク

大豆ミートを使って鶏そぼろ風のものを作ることがあるんだけど、夫にはウケが悪い。余らせたときにはチリパウダーとミックスビーンズをくわえてチリコンカン風にして、ラップサンドにしたらおいしかった。

そら豆とニョッキ

そら豆の時期に何度か作っておいしかった。一緒に茹でてコショウとマカダミアナッツオイルをかけるだけです。オリーブオイルでもいいんだけど、苦味のせいか粉チーズが欲しくなるので、ナッツ系のオイルにしてみた。文字どおりナッティな風味がくわわって、チーズをかけなくてもおいしい。

ゴーヤのピカタ

ゴーヤをわたごと食べるレシピで検索するとよく出てくるのがピカタ。なんとなくなかの種が残るような感じでいまいちだな~と思っていたんだけど、薄く切ると種までかりかりでおいしいことが判明した。

大きなゴーヤが手に入ったら、半分はわたをとってスライスして軽く塩をふり、そのまま保存しておく。サラダや炒め物にそのまま入れられて便利。今回は残り半分でこのピカタを作ってみた。最近は米類も控えてるので、サラダよりこういう煮物とか炒め物とかを単品で食べることが多い。

鶏胸肉の南蛮漬け

www.youtube.com

ときどき書いてるように最近は鶏肉と卵、魚はそこそこ食べている。

 

 

 

 

食べごたえのあるサラダレシピ

近所のスーパーでサラダ用のケールが安く売っている。ほかの野菜もわりと種類豊富で安く手に入るので、野菜レシピを増やしたくなった。ミネストローネとかスープ系は慣れてきておいしく作れるんだけど、夏だし、サラダもいいかなと。

www.kewpie.co.jp

こういうのおいしそうだな、でもシーザーサラダはドレッシングがチーズなんだよな……。

で、調べたらもちろんヴィーガンシーザーサラダなんていうのは山ほどあった:

simple-veganista.com

シーザードレッシング

生カシューナッツ 3/4カップ
水1/2カップ
ニンニク2片
ケッパー 小さじ2
ビーガン用ウスターソース 大さじ1
ディジョンマスタード 小さじ2
レモン汁(中)1個またはリンゴ酢小さじ1杯
ミネラルソルト、あらびき胡椒 各適量

これおいしかった。クルトンのかわりのローストひよこ豆がめんどくさそうだったけど、ふつうにおつまみ用のが売ってたので、楽だった。カシューナッツのおかげかおなかにもたまるし。お昼にもよさそう。

ケールのサラダにはキウイのドレッシングなんかも合うらしい。それもおいしそうだな。

(追記:やっぱりドレッシング作るのめんどくさい。しかもけっこう重い。けっきょく、ナッツや野菜メインのドレッシングをスーパーで買って使ってる)

トッピングやドレッシングの種類を変えれば飽きずに食べられそう。厚揚げなんか入れてもおいしいかな?

www.recipe-blog.jp

そういえば、枝元なほみさんのこれも好きなレシピだった:

www.kyounoryouri.jp

私が手もとに持っているレシピでは蒸した鶏肉が入っていたな。パクチーとナンプラーが必要なので、どちらも揃っているかを確認する。

ある日の作り置き。蒸した鶏肉入りのエスニック・コールスロー。パクチー(コリアンダー/シャンツァイ)と紫玉ねぎの組み合わせなので、なんとなくタコスの中身みたいでもある。マカダミアナッツオイルとナンプラー、レモン汁、焼肉パンチなどで味つけ。食べるときにトマトや砕いたピーナツを添えて食べる。

右はひじきとミックスビーンズのサラダ。枝豆と、生のひじきが売っていたのでそれを使った。かんたん酢とオニオンドレッシングで味つけする。混ぜるだけで簡単。

この料理は学生時代、近所のパン屋で売っていたものの再現。すこし酸っぱくて、こってりしたパンと合っておいしかったものだ。

そうそう、レモンは国産のが手に入ったらビン漬けにして、塩レモンを作っている。レモンと塩が同時に入れられて便利。ただ、思ったほど日持ちはしないので、使いきれないぶんは冷凍するといいみたい。

セミヴィーガン 最近の食生活

2021年の7月あたりから、なんとなくはじめたヴィーガン生活。その後の体調不良などもあってすこしずつ形を変え、わりとよく挫折しながら、ぼちぼち続けている。最近なにを食べているかの備忘録。

朝食

豆乳味噌スープ

文字どおり。豆乳と液体みそをマグカップにそそいで温めただけのもの。豆乳のおかげか、意外と腹持ちがする。

キムチ納豆味噌スープ

上のバリエーションというのか、キムチと納豆を入れた軽めのスープ。冬によく食べた。切り干し大根をいれたりも。

野菜スープ

ありあわせの野菜を細かく刻んだものに、高野豆腐と大豆ミートを入れて好みのブロスで炊いたスープ。オートミールや豆を入れたりいろいろアレンジしてもいまひとつ満足感がなかったのだけど、高野豆腐と大豆ミートを入れるようになってから主食として満足できる味になった。タンパク質も摂れるし。トマトジュース+コンソメベースが好き。

昼食

朝食を食べないときもあり、そういうときはブランチでしっかりめ。

トマトラーメン

常備してある味噌ラーメンにトマトやありあわせの野菜を入れたもの。ジャンクだけどおいしい。

おろし納豆そば

春夏においしい。そばは糖質も少なめだしよく食べる。うどんも好きだけど……。

チャーハン

ぱらぱらしたふつうのチャーハンはあんまり好きじゃないんだけど、ウー・ウェンさんの豆腐チャーハンとか、トマトのリゾット風とかはたまに作って食べる。

おかゆ

おかゆってけっこう好き。塩昆布やしゃぶしゃぶのタレで食べる。ごましゃぶのタレをかけて食べるとおいしい。ただチャーハンもそうだけど、ごはんだけで一食になるのが栄養的にちょっと心配。

オートミールお好み焼きなんかも一時期よく食べてたんだけど、どうしても野菜だけだと物足りない味なので、最近は作ってない。チャーハンもいまひとつ……。オートミールは味つきのおにぎりにするか、ほかのレシピに混ぜてかさましするような使い方のほうが楽。

ひよこ豆と豆腐のナゲット

「ライトミール」というレシピが好きでよく作っていたんだけど、それが簡略化されたもの。文字どおりひよこ豆と豆腐、あとはオートミールを入れておから粉でまとめて焼いたもの。米にはあんまり合わない薄味なので、そのままつまんでおやつにしてる。

高野豆腐煮

ひとくち高野豆腐を煮て冷やしてあるもの。これもおやつかな。

しっかり食べようと思うと味が濃くなってしまうので、おやつでちょこちょこ食べるスタイルが合ってるかも。おやつはほかに炒り大豆、マクロビスイーツ(スーパーで売ってるやつ)、ふつうにポテトチップスなど。

夕食

夫には主食になる肉料理を出し、自分は副菜と納豆などで食べる感じ。ポテサラに入ってるハムなどは別によけたりせず食べてる。また、夕食では鶏肉か魚を食べることが多い。

ローストチキン

鶏肉にハーブや塩で適当な味をつけた状態で冷蔵庫に入れておき、翌日あたりに焼いて食べる。焼いたあとしばらく冷やすと薄く切れる。蒸し鶏とかヨーグルトに漬けたやつとかいろいろ作ったけど、これが一番手軽。

コブサラダ

上のローストチキンを使って。アボカドや蒸しじゃがいもはあってもなくても。パウチ入りのミックスビーンズやコーン、ツナなんかが定番。コブサラダのドレッシングはマヨネーズとケチャップとタバスコなどで自作できる。

刺身サラダ

魚料理はあまり得意じゃないし、夫も好きじゃないみたいなので、食べるとしたら寿司か刺身になってしまう。この刺身サラダはケンタロウさんのレシピで、リーフサラダの上にネギと刺身をのっけて、ゴマと和風ドレッシングで食べるというもの。割引の安い刺身でもおいしいし、野菜も食べれてお気に入り。あるときには千切りの大根を入れたり。

フムス

パンにあわせるとおいしいけど、カロリーがちょっと気になる……。野菜スティックなんかと合わせたいところ。

豆腐ハンバーグ

ファラフェルと豆腐ハンバーグの中間みたいなものをよく作る。水切りした豆腐に、みじん切りにしたひよこ豆、鶏ひき肉、枝豆などを入れて、しょうゆや味噌で味つけ、おから粉でまとめて焼く。これは夫もたまに食べてる。

あとは枝豆とか豆腐なんかを適当に。卵を週に1~2個ほど。

最近のヒット:菜の花とフムスのパスタ

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肉抜きだとペペロンチーノかトマトソースくらいしか選択肢がなさそうなパスタだけど、豆乳やナッツをくわえると目先が変わっておいしい。ブロッコリーや菜の花をくたくたになるまで煮てソースにしても。

菜の花半束は細かく刻み、オリーブオイル大さじ1程度とともに炒め煮にする。茹でたパスタと冷蔵庫にあまっていたフムスをくわえ、乳化させつつよく混ぜて完成。味つけは「焼肉ザパンチ」で。ニンニク、唐辛子、フライドガーリックなどが入っていてパスタにおいしい。

フムスをパスタに使うの、ふつうにあるんですね。これなんかおいしそう。

keilife-12.hatenablog.com

半年やってみての感想など

それほど体調に変化を感じるわけでもないし、急に痩せたりもしていない。しいていい変化をあげるなら、肌荒れしにくいことと口内炎ができないことくらいかな。そういえば手術以降不調はほとんどないので、それはやっぱりメリットかも。

あ、あと食材管理が楽というメリットがあるな。肉はやっぱり傷みやすいので、買い物をするとすぐ冷蔵庫にしまわないといけないけど、野菜だけならしばらく放置していても大丈夫な気楽さがある。乾物も多いから(大豆ミート・切り干し大根・高野豆腐など)ストックしておけるのもラク。

デメリット。たまに肉を食べると胃もたれする……。あと、肉の調理がちょっと苦痛に感じるようになった。焼肉の匂いもけっこうきつい。ヒレ肉とかモツとか、部位によってはまだ好きなものもあるけど。

途中から鶏と魚OKのルールになったので、食事面ではほとんど考えなくてよくなった。完全なヴィーガンだと、和食でもだしの問題とかあるので辛い。たまにはかつおだしのみそ汁が飲みたいし。でも、最近は昆布だしやベジブロスを使うことが増えてきたかな。

次は脂質とお酒を減らすことが目標です。